なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

若いエネルギー

月一の例会
先月は味噌作りでしたが
今回は講演会

二十代の女性猟師のお話しです。
鉄砲撃ちをして猪や鹿を獲っては
ジビエとして肉を販売しているのだそうです。
加工して「猪みそ」や「猪飯の素」などを作っていて
(最近ではコピー商品が出てきたと喜んでた)
獲って、解体して、捌いて加工して販売する。
まさに6次産業化ですね。
しかも
地域農業の大きな問題である「獣害」対策にもなると。
駆除だけでなく、
ちゃんと食べられるようにしなければいけない。
そのためには
食べて美味しい肉として提供することが大事なのだそうです。
(猪は3歳以下のメスが美味しいのだとか)
精肉として厳しい場合は、美味しい加工品に。
直売所もあって
地域で採れる野菜なども販売していて
永く継続できる地域の小さなマーケットを目指しているのだそうです。
若いエネルギーは行動力に溢れている。
(私のような年寄りは言葉ばかりでいけません)
特に女性の方は素晴らしいですね。
午前の部が終了したら
ランチは「猪鍋」と「猪飯のおむすび」
実に上品な味でした。
今までの猪肉のイメージは
「獲れたので食う」でしたが
「食べるために獲る」
には美味しく食べる方法を知らないといけませんね。
午後からは
メンバーのTさんのカボスの
東京売り込み大作戦の巻。
某有名ホテルとの取引ができるまでのお話でした。
やはりコミュニケーションなんですね。
料理長に伝わったのだと思います。
(生産に対する姿勢や人柄が生産物に結実したのです)
よかったね。
午前の女猟師さんと親子ほどの年齢差はありますが
行動力ですね。
若さとは年齢を言うのではなく
行動する勇気をもっていることなんだね。
今回の例会はお話を聞くだけでなく、
「食べる」という行動を伴うことで
若いエネルギーを与えてくれたと思います。