なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

当たり前より有り難い

昨日拾った栗

そのままにしておけば、土になるのかイノシシの餌になるのか。
縄文時代から日本人の食料だった栗。
トゲトゲのイガがあって皮を剥いても渋皮が。
生ではちょっと。
食べるまでに凄く手間ですよね。
そんな理由で食卓に顔を出すのも珍しくなってるのかも。
「加工」?
綺麗に剥いた栗ばかりになると
ウニが木になってると勘違いする子供が出てくるかも。(笑)
「加工」って有難いことなのに
商品になってしまうと有り難さが消えてしまう。
「当たり前?」
そんな体操が笑って踊られる時代になっちゃった。
勝手に共通認識を決め込んでる。
当たり前なことなんてあり得ないのにね。
天災もあれば事故もある。
世の中は「有り難い」ものなんだから。

「栗きんとん」
カミさんが栗拾いからこの形に完成!
ほんのり甘い和菓子であります。
「美味しい」と言うことは簡単ですが、
イガ栗がこんな違うものに生まれ変わりました。
手間暇かけて「作ってくれてありがとう」
なのであります。
世の中が便利になると、便利が当たり前になって
何が便利なのかすら分からなくなってしまう。
作る人と買う人の関係を考えれば
誰かが決めた「値打ち」よりも自分の「実感」を大事にしたいですね。
両者を繋いでいるのは感謝の共鳴なのですから。
心からありがとうって言える関係こそ有り難いです。
SNSが流行るのも
コミュニケーション不足なのかもしれません。