なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

人間はどこに立っているのか

20日は「大分市6次産業化マッチングフェア2013」
県都大分市6次産業化に熱心です。
6次産業化プランナーの端くれとしまして参加させていただきました。

「和郷園」の木内さんの基調講演はとてもおもしろかったです。
「野菜は旬の薬草だ」というのはとても共感しました。
鮮度や野菜の持つ機能を充分に活かすために何をしなければいけないのか。
分かっているのといないのとではまさに明暗を分けてしまう。
定期的な土壌検査、トレーサビリティ等なぜやらなければいけないのか。
誰のために?
これからは「差別化」から「多様化」の時代になると。
多様な消費者のニーズに応えることなんだと思う。
消費者にベストのものを提供するということ。
それは生産者が消費者と対等に繋がることなんじゃないかな。
いろいろ気づくことがありました。
ありがとうございました。
講演会の後はフェア会場を離れてちょいと打ち合わせに。
心ある仲間とミーティングです。
これからの1次産業のあり方はどうあるべきなのか。
継続こそが価値であり、それは多様性に順応すること。
6次産業化農商工連携のような言葉にとらわれることなく、時代のニーズに合わせて明日へ継続できる産業であることが大事なのだ。
などと意見をぶつけ合う。
皆さん遅くまでお疲れ様でした。
この頃思います。
地球社会にとって必要な存在になることを意識していないと続かないんじゃないかと。
そして、6次産業化という言葉を自分なりに考え直しています。
そのベースにある空気や水、自然、環境のような0次(1ではない0に近いもので無という意味ではない)のものを明日に担保できることが前提ではないかなと。
(1×2×3)÷0=∞
もはや永遠の多次元化を目指さなければいけないのかもしれない。
なんて。
自然はそんなこむずかしいことは考えてないんだろうな。
時代が、人間の都合だけで考える次元を少しだけ超えてきたのかもしれません。
人間とは実にちっぽけな存在なのであります。