なんとなく元気

なんとなく元気なつもりで・・・

AKB。ご当地アイドルという価値。

今日の勉強会は楽しかった。
講師の方の趣味なのか、AKB48を取り上げての講義となった。
中小企業やこれから起業する者はニッチを狙え。
ということで、オタクと呼ばれる人種こそがイノベーター(革新者)であり、その中に価値が秘められているというのだ。
今ではメジャーとなってしまったAKB48も、そもそもご当地アイドルとして誕生し、秋葉原の地域に入り込み、地道に積み上げてきたグループなのだと。
先週はB級グルメご当地グルメを学んだが、なるほどそういうことかと腑に落ちた。
身近なところに商売の種は隠れているということだ。
そもそも価値というものは価格で表わされる物ではなく、顧客の要求によって生まれてくるものなんだ。
全ては顧客の評価なのです。
オタクの価値観であっても、より多くの人間が等しく共有することができれば、それは大きな価値を持つということなんだ。
ニッチも定着すれば意味を持ち、価値となる。
今の世の中、多様な価値観があり、今メジャーであることは明日には陳腐な存在となることを意味している。
自分のような末端の人間が生きて行くには、ニッチな価値観を多くの人に共感していただける方法を考えることなのだと思った。
それにしても今日の講義は常日頃自分が考えていることと一致していたので、とても興味深いものとなった。
オタクというマイナーな価値観の塊の中から、AKBというメジャーな価値へと育つものを見つけ出すことだ。
周りを見渡すと、気にもとめられない可能性のある価値観が沢山あるものだと気づいた。
形や数値では表せないもの。
あるんだよね。